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家族への手紙

柳澤 悠子

 私の配属先が生まれ育った松本に決まった時は、とても喜んでくれましたね。でも、実家から通える距離なのに1人暮らしをするといった私に、「私もいつまでもあんたの洗濯物を洗いたくないから丁度いいわ。でもごはんはいつでも食べにおいでね」と言ってくれました。5月にあなたが3週間ほど入院をしたとき、休日だけ、母の代わりに実家にごはんを作りにいったことがありました。たったの3週間のようで、とても長い3週間。母が家にいないだけで、家に明かりが灯っていないような寂しさがありました。母の存在の大きさを痛いほど感じました。

定年まであとわずか。家事を完璧にこなしながらこの年までバリバリ働いたあなたが、私にとっては世界で一番かっこいい女性です。「早く辞めて家で楽したい」と酔っぱらったたびに言うけれど、食卓での話題は仕事のことばかりですね。顔もみたこともないけど、あなたの周りにいる人の名前や人柄はほとんど知っているほどです。

最後に、毎週家に戻るたび、帰るときに外まで出て「元気でね」と見送らなくてもいいよ。どうせ来週も来るのに、大げさすぎてこちらも寂しくなってしまいます。なかなか休みが合わないけれど、秋には一緒に紅葉を見に山に行きたいですね。それでは。

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