フォレストライブラリー
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課題本制度
本を読む
「社員の人間力を高めたい」という思いから、フォレストコーポレーションでは、2007年10月にフォレスト課題本制度をつくりました。四半期に一度、課題本を決め社員全員が感想文を書くというものです。すべての感想文は冊子にまとめて全社員に配布され、その中から投票制で優秀な感想文を表彰します。
この課題本制度は、なかなか本を読むことが少ない日常の中で、読書する機会を増やすことを目指したものですが、同時に、他の人の感想を読んで、自分を客観的に見たり、他の人の考え方やその背後にあるものを教えてもらったりすることで、視点を広くすることを意図したものです。
他の社員は同じ本を読んでどういう感想を抱くのかを知り、そこからいろいろなことを相互に学んだり、議論したりする、そのきっかけになれば良いと考えています。スキルアップのためのノウハウ本や技術教本も大切だけれど、もっと広く・深く、生きることについて考える文学作品を読み続ける楽しみを知ることも、きっと貴重な財産になると思います。
これまでの課題本
- H19.3Q 「セロ弾きのゴーシュ」宮沢賢治
- H19.4Q 「走れメロス」太宰治
- H20.1Q 「小さき者へ/生まれ出る悩み」有島武郎
- H20.2Q 「老人と海」ヘミングウェイ
- H20.3Q 「山椒魚」井伏鱒二
- H20.4Q 「君たちはどう生きるか」吉野源三郎
- H21.1Q 「最後の一葉」オー・ヘンリー
- H21.2Q 「ビルマの竪琴」竹山道雄
- H21.3Q 「杜子春」 芥川龍之介
- H21.4Q 「孔乙己」 魯迅
- H22.1Q 「最後の喫煙者」 筒井康隆
- H22.2Q 「きけわだつみのこえ」 日本戦没学生手記編集委員会編
- H22.3Q 「木の教え」 塩野米松
- H22.4Q 「号泣する準備はできていた」 江國香織
- H23.1Q 「くじけないで」 柴田トヨ
- H23.2Q 「新釈 遠野物語」 井上ひさし
- H23.3Q 「落日燃ゆ」 城山三郎
- H23.4Q 「山月記」 中島敦
- H24.1Q 「食卓の情景」 池波正太郎
- H24.2Q 「小泉八雲集」 訳:上田和夫
- H24.3Q 「こころ」 夏目漱石
- H24.4Q 「仕事の報酬とは何か」 田坂広志
- H25.1Q 「人生論ノート」 三木清
- H25.2Q 「暖簾」 山崎豊子
- H25.3Q 「沈黙の春」 レイチェル・カーソン
- H25.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)
- H26.1Q 「台所のおと」幸田文
- H26.2Q 「見るまえに跳べ」大江健三郎
- H26.3Q 「城の崎にて」志賀直哉
- H26.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)
- H27.1Q 「売る力 心をつかむ仕事術」鈴木敏文
- H27.2Q 「雪国」川端康成
- H27.3Q 「風の中のマリア」百田直樹
- H27.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)
- H28.1Q 「アサーション入門」平木典子
- H28.2Q 「そうか、もう君はいないのか」城山三郎
- H28.3Q 「自分をいかして生きる」西本佳哲
- H28.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)
- H29.1Q 「田舎教師」田山花袋
- H29.2Q 「火花」又吉直樹
- H29.3Q 「イノベーションを作る組織」野中郁次郎
- H29.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)
- H30.1Q 「八甲田山 死の彷徨」新田次郎
- H30.2Q 「官僚たちの夏」城山三郎
- H30.3Q 「かもめのジョナサン」リチャード・バック
- H30.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)
- R1.1Q 「転んでもただでは起きるな!」安藤百福
- R1.2Q 「羊と鋼の森」宮下奈都
- R1.3Q 「内臓とこころ」三木成夫
- R1.4Q 自由課題(私のおすすめの一冊)